【第22回】スラムダンクから考える指導者のための教育学

専門性【☆☆★】

日本を代表するバスケ漫画 「スラムダンク」
その中には人生に活かせるヒントがごろごろ埋まっています。

今日の内容はトレーニング科学ってよりは心理学・教育学です。

 

 

選手(生徒・部下)が持っている3つの目標

人は行動を起こすとき、何かしらの目標(目的)をもって行動しています。

スポーツの現場では、この3つがメインになります。

3目標

承認目標

これは人から褒められる、認められることを目標、モチベーションとしてがんばるタイプです。
スラムダンクでいえばフクちゃんですね。
アヤコさんの前での宮城リョータもこんな感じかも。

遂行目標

これはゴリ(赤木)が代表格。
何か具体的な目標をもって、そこに突き進むタイプ。
周りの部員がついてこれずにやめていった3年目、
「今まで残ったのは、あのとき本気で全国制覇を信じた奴だけだぜ。」byメガネ君
のセリフに表れてますよね。ゴリの遂行目標の強さがね。

習熟目標

これは自分自身の成長を目標にし、うまくなっていくこと自体が楽しいというタイプ。
画像は有名なシーンですよね。桜木花道の2万本シュート。
パス、ドリブルに比べてシュートが楽しかった要因としては、上達が数字で出る(○本イン/○本中)ということもあったでしょう。
具体的な数字が出るものは成長を実感しやすいですしね。

ただ、これらは単純に3タイプに分けれれるものではなく、多くの選手は複数の目標を持っています。
宮城リョータの「No.1ガードになる。」は遂行目標だし、
花道の「こんな風に誰かに必要として、期待されるのは初めてだったから…」とか「ハルコさん♡」は承認目標。

なんなら花道は「流川を超える」という遂行目標も持っていますよね。

この目標の多さ(モチベーションの高さ)が主人公桜木花道のありえない勢いの成長(4月からバスケを始めて、その夏のインターハイで大活躍)につながったのでしょう。
そこまで考えてたのかな井上雄彦。すげーな。

みなさんはこの3つ、どのような順番でモチベーションになりますか?

ちなみに僕は習熟→承認→遂行かなー

指導者はこの3つの目標に対するアプローチが求められます。

 

それぞれの目標に対するアプローチ

承認目標

ふくちゃん

承認目標に対しては単純ですよね。
ダメなものはダメ。良いものは褒める。
その基準というのがきちんとブレないことが大切です。
人によって違うとか、日によって違うとかはだめ。

遂行目標

ゴリ

遂行目標に対しては、その選手の目標に対して、提示する手段がつながるんだよということをきちんと説明してあげることが大事。

(例)課題:ジャンプ力を上げたい

・パワー(筋力×速度)を高める重要性を教える
・スクワット(筋肥大)→スクワット(最大筋力)→クイックリフト(パワー)→ジャンプトレーニング(ジャンプ力)
と行っていくことで、ジャンプ力は向上する。と流れを教える。
・いかに筋力をつけるかで、その後のパワー発揮が決まるので、まずはスクワットをがんばろう!

何も知らされずにただスクワットをやらされるよりやる気は出ますよね?

習熟目標

花道

習熟目標に対しては、その選手の成長をきちんと形として伝えてあげることが大事。
方法はいろいろありますよね。
・数字として提示(体力測定、日ごろのトレーニング結果など)
・動画でフィードバック(動きの改善)
などなど

 

コーチ・トレーナー向けの内容ですが、たぶん一般企業の管理職の人とかにもあてはまるのでは。

 

そして選手(部下)自身も自らのモチベーションを保つためにできることはいっぱいありますよね。

・選手間でも、良いものは良い。悪いものは悪い。と言い合える環境を作る。

・遂行目標を強めるために、達成したい目標を何回も口に出す。

・そのメニューの意図が理解できないときは、周りに聞く。コーチに聞く。

・自分自身の成長を実感できるように様々な記録をノートをつける。(体重、シュート率、等)

 

どんなメニューに取り組むにも、大事なのはまず気持ち。
その気持ちを作るうえでのヒントになってもらえれば。

 

たまにはこんな感じの内容の記事も更新していこうと思います!

では!

 

 

記事を気に入っていただけたらいいね・拡散していただけるとうれしいです(^^)v

 

 

 

 

 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。