アメリカ行ってきました。
先月、アメリカに行ってきました。
大学院の研究室の先生にお会いし、カリフォルニア州にて大学施設等の見学もさせていただきました。
そこで感じたことついて、大学院の研究室ブログにて記事を書かせていただきました~
今後も研究室の後輩が良質な記事を更新してくれる(はず)ですので、そちらもよろしくお願いします。
さて、そちらのブログでは
・文化的違い
・環境的違い
について書かせていただいたので、このブログでは、
アメリカで感じた
「フィジカル(身体能力)に関わる違い」
について書かせていただきます。
食文化
これはよく言われる話ですが、1食のボリュームが半端ないです。
ハンバーガー、メキシコ料理屋のなんかいろいろ巻いてあるやつ(名前忘れました笑)、ステーキ、、一般人の食事量の平均値が日本よりもだいぶ高いので、必然的にアスリートの食事量も多くなっていることが考えられます。
日本の学生のトレーニング指導、合宿帯同を行っているとよく思うのですが、食べ過ぎに対するコントロールが必要な子よりも、断然、食べなさ過ぎに対する指導が必要な子のほうが多いです。
高校の合宿で2~3部練をやっているのに、小さな茶碗1杯でごちそうさまをする子も珍しくありません。その子たちが必要量を食べられるようになるまでは割と大変です。。
アメリカではそのような苦労が日本より少ないかもしれません。(食べ過ぎというパターンも考えられますが)
その一方、アメリカの食事は栄養バランスの点ではちょっと。。。というところもあります。
僕は3日でニキビができ初め、胃もたれにやられました。笑
アメリカで1番おいしかったのは、ジャパニーズレストランの「ベジタブル・トウフ・ウドン」でした。
和食(?)のありがたさが身に染みて分かりました。
トレーニングの文化
アメリカ人の友人からよく聞く話ですが、「日本とアメリカでは一般の人のトレーニングについての意識が違う」という話があります。
アメリカでは一般人の男性がウエイトトレーニングをする習慣はごく一般的だそうです。
たしかに道行く人を見渡すと、マッチョ率がだいぶ高めでした。
アメリカでは日本人男性モデルやミスター慶応のような男性よりも、ミスター早稲田のようなゴリゴリの男性のほうがモテる(?)っていうのも一因かもしれませんね。
ミスター慶応
ミスター早稲田
ウエイトトレーニングを競技に導入しているアスリートは、未だに日本はアメリカに及ばないと思われます。
よく「アメリカ人は遺伝的に、、骨格的に、、」とかいう話を聞きますが、食文化(タンパク質を初めとした摂取量)とトレーニングの文化の違いも大きいのでは?と感じます。
実際ウエイトトレーニングをやったことがない大学1年生なんて、きちんとした食事ときちんとしたトレーニングで、1年間でだいぶ身体は変わりますしね。
フィジカル的違い
大学女子バスケ(NCAAトーナメントベスト16)の試合を見てきましたが、正直な話、平面での勝負(スプリントやアジリティ)では日本も戦えるのでは?と感じました。以前の記事(第10回、 第11回)にも書いた通り、身体の形態的にも、その可能性は十分に考えられます。
しかし女子の本当のトップクラス(NCAAの決勝、WNBA)や、男子ではどうなのかは分かりませんが、、、
とにかく、元々の体格(身長)で劣っている日本人が、それを言い訳にして、体格(体重やLBM/身長)の改善をしないうちには、到底海外の選手にフィジカルにはかなわないでしょう。
上にはわざとそう示しましたが、体格というあいまいな言葉で片づけずに、身長が低いことのメリット、ベストな体重(筋肉量)、戦術、いろいろなことを考えたうえでアプローチをすれば、身長の小さい日本人の「強み」を活かせるのではと改めて思いました。
久しぶりの更新になってしまいましたが、これからも随時良質な記事を書いていけるよう心掛けていくのでよろしくお願いします!
写真引用元:
http://b.wondernotes.jp/mrkeio2012-staff/2012/08/
http://m-link.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-f3a3.html